娘は4歳1カ月。
「美しい手のフォーム」はピアノを弾くために必要な要素の一つだと思います。
先日のピアノレッスンで、先生からピアノを弾く時の手の形について指摘を受けました。
娘の手のフォームは手の甲はべたーっと平らで手首も下がっていて、
力も入らず何度も指が鍵盤から落ちてしまうのです。
そこで先生からは「弾き始める前に拳を作って、
そこからゆっくり手を開いて、お山のような形を作って弾く練習をしてください」
とアドバイスを受けました。
昔、私がピアノを習っていた時は、
よく手を「卵の形にして」と言われていた記憶があるのですが、
今はどうやら変わってきたみたいで、
卵の形より緩やかなお山の形や楕円形を作ると良いと言われているそうです。
卵の形くらい手を丸めてしまうと爪先に近い部分で弾くことになり、
結果、強弱がつけにくく単調な感じでしか弾けなくなります。
また、指先に力が入りすぎるあまり滑らかに動かしにくくなるとか。
「お山の形」の他にも、うらめしや~の「おばけの手の形」や「フォークの先の形」
にしてみるよう教えても良いそうです。
手のフォームがしっかりしていると、豊かな音を奏でることができ、
音色も単調にならず微妙な変化をつけやすいのだそう。
ピアノを上達させるのに、手のフォームは基本中の基本だけれども、
ものすごく大切なことなのだと分かりました。