娘と折り紙を使って「切り絵」で遊びました。
切り絵をするにはまず折ることからですが、
折り紙の角と角をあわせ指先に意識を集中して折っていくことで指先を洗練させます。
また、はさみを使って指の開閉や反対の手で紙を送ることによって
指先を使う練習にもなります。
今回使用した切り絵の本はこちらです。
おって!きって!かざろうきりがみ↓
おって!きって!かざろうきりがみ (親子であそべるミニブック) [ 石川眞理子 ]
|
簡単なものから複雑なものまであり、たくさんの図案が載っているので、
幼児も大人も楽しめます。
季節ごとのイベントなどで、親子で切り絵アートをして
部屋に装飾をほどこしたりするのも良さそうですね。
娘はこちらにあるワンちゃんの図案を選びました。
好きな色の折り紙を選び、二つ折りにしたら図案を写し、
線に沿ってちょきちょきと切っていきます。
目と鼻もくりぬいて広げると、かわいいわんちゃんの出来上がりです。
簡単ですが、広げてみるとそれなりに可愛く仕上がっています。
続いて八つ折りのものに挑戦です。
ママが手書きで模写したものなので、ちょっと人の形がガタガタにゆがんでいますが。。
八つ折りにもなると分厚くて子供用ハサミでは思うように切れなかったようです。
人型の足の部分はママが切ってあげることにしました。
そして広げてみると・・・手を繋いだ人の輪の形になりました!
折り方が複雑になると、簡単な切り口でも意外なものができたりするので面白いです。
一度始めると、展開した時の感動がやみつきになり、どんどん作品を作ってしまいます。
小学校受験でも「切り絵の展開図」問題はよく出題されます。
我が家にある、こぐま会の問題集にも載っていました。
切り絵問題では、二つ折りや四つ折りにして切りこみを入れた際の
展開図を想像し推理するという難しさがありますが、
実際に折り紙遊びをしながら、折って切って広げる経験を通していくと、
頭の中で自然と展開図を思い浮かべることができるようになると思います。
試験問題を解いてペーパー学習をするだけではなく、
具体物を用いて、子供自らが経験して思考力を伸ばすことも重要ですよね。