私の母が亡くなったのは私がまだ学生の時。
母は私が幼いころから色んな習い事をさせてくれたり、
私がこういうことを学びたいと言えば何でも賛同してくれたり、
「勉強することは大事だよ」と口癖のように言っていて、
とにかく教育熱心なお母さんだったと思う。
私が娘に対して教育熱心であるルーツはここから来ている。
大人になって母が思っていたような
立派な人間になれたかは分からないけれど、
私の根底にはずっと
知識欲・知的好奇心は一生の財産になるという思いがあるし、
母親が与えてくれた生涯学び続けていきたいと思える好奇心や
人や社会にこれまでの恩返しとして貢献したいと思う気持ちについて
今でもずっと感謝している。
そして娘にも私が残そうと思っているのは
金銭的なものではなく、
そういった目には見えないけれど
生きていくためにはお金より大切な知的財産なるものにしたい。