小学校や生活コミュニティの中で
何でも言うことを聞いて言われたことだけをやって、
余計なことはしない。
そのほうが考えなくて済むし楽だから。
私も子供の時からそう生きてきました。
ところが、以前から注目されている非認知能力というもの。
言われたことをやるだけの受け身的な態度じゃダメってことですよね。
仕事でも日常生活でも通ずるところは多々あるように思います。
言われていないことでも、
「もっとこうしたら良くなるんじゃないか?」
「私はこんなことをしたいです」
といった自分の考えや好奇心をもっと出せていけたらいいですよね。
少し前に、中学生の女の子がコロナ禍でマスク不足に悩んでいる住民の方へ
900枚ものマスクを自作し寄付したというニュースを見て感銘を受けました。
目標も解決のための過程も決まっていない状況の中で、
指示待ちではなく自ら考え行動にうつせる姿勢はまさに
非認知能力の手本となるものだと思います。
一歩間違えば、俗に言う「余計なお世話」というものになってしまうこともあるかもしれませんが、
これこそが個人を際立たせ、成功へと導かれるのではないでしょうか。
娘の主体性はというと、
小学校のあゆみにも、
「実行委員となり、行事がより良いものとなるようにクラスで全員へ向けて自分で提案した内容を伝えたり、
クラスのお別れ会でもこういうことをしてみたいと発案しているところが見られた」
と記載されていたので、
わりと物怖じせず積極的に何かを提案しているのかと。
秋に「飾り係」という季節に応じた掲示物を作成や展示する仕事についたときも
家で「こういったものを飾りたいんだ」と言いながら
一生懸命創作をしていて、
より良いものを作り上げるべく努力している姿、自ら貢献している姿は頼もしく思えました。