今年のゴールデンウィークはどこにも出かけず、
サピックスのGS特訓に参加します。
このGS特訓、クラス分けは持ち偏差値ではなく、
志望校によって振り分けられるそうです。
親としては少しドキドキしましたが、最終的には最難関クラスに入ることになりました。
GS特訓の目的のひとつは、
今の実力と2月の本番で求められるレベルとの差を早い段階で実感するということだそうで。
娘はどちらかというと楽観的で、「まあなんとかなるでしょ」が口ぐせのような性格。
ポジティブなのは良いのですが、時々それが「本気で危機感を持つこと」を遠ざけてしまっているようにも感じていて。
だからこそ、今の自分の立ち位置を客観的に知り、上には上がいるということを肌で感じてくれたら、と願っています。
実は先日も、「○○中学って、意外とイケる気がしてきた」と言うので、
「じゃあ過去問やってみようか」と軽く出してみたら、開始10分で手が止まり、無言に。
本人も、「……これは、まだ全然ムリだ」とポツリとこぼしていました。
私は内心「そうだよね」と思いつつ、
それでもこうやって現実を知ることが大事だと改めて感じた瞬間でした。
子どもの性格によって、どう伸ばすかは本当に違うと思いますが、
うちの場合は褒めて伸ばすよりも、ちょっと厳しめに現実を突きつけるほうがギアが入るタイプ。
叱るというより、「本気でぶつけてくれる環境」に入れることで、
自分の限界を知り、超えようとする力が出てくるように思います。
もちろん、レベルに見合っているかどうかは別問題。
でも、あえて背伸びをしてでも、厳しい環境に身を置くこと自体に価値があると信じています。
今回のGS特訓が、本人にとって良い刺激となり、
今後の学習のモチベーションにつながってくれたらうれしいです。