よく「2歳のイヤイヤ期」とか「悪魔の3歳児」とか
幼児の第一次反抗期のことは常々聞いておりましたが、
2~3歳の頃は
「まぁこのくらいのだだは仕方がないか~よしよし」と
そこまでヒドくイライラすることもなかったんです。
それが4歳を過ぎて、
口は達者になるわ、悪いことだけはすぐ覚えてくるわで、
ピアノ練習をしていてもプリント学習をしていても
親子喧嘩が勃発する機会が最近増えてきたんです。
保育園生活でも、今までのように何も考えず過ごしていた毎日と違って、
女子特有の「仲間にいれてあげる・あげない」のわだかまりや、
喜びや悲しみ、怒りなどの思考回路が複雑化してきたこともあるのか、
子供なりの「自分の世界」が現れてきたように思えます。
それで、問題の反抗期は以下のような感じ。
- 分かること増えてきたし、語彙も増えてきたので、理屈っぽく言い返してくる。
- その場のことだけでなく、昔々あった出来事(ムスメ的腹立ちエピソード集)を思い出して、「あの時もママはあーだった、こーだった」と怒ってくる。
- 「ふざけたりしないで、ちゃんとピアノ練習しようよ」と言うと「先生はね、大人は子供に優しくしなきゃダメなんだよーって言ってた!ママは私に優しくして!」とか、都合の良い解釈をする。
- 娘の思い通りに物事が進まないと全く手をつけられないほど泣きわめいて、ずっとぐちぐち言っている。
- 例えば支度をするときに時間を守って準備をしなきゃならないということを「本当は知っているし分かっている」くせに、わざとふざけたりして中断する。
これは成長過程の一つであり、一人の人間として自立し始めている証拠で、
「私にだって意思や人格があるんだ」という主張なのだと
育児書には書いてあります。
これが3歳のときは話せば何でも「うん、わかった!」と言って
言うことを聞いてくれてたんですけどね。
言えば分かるだろうと信じて、
4歳になってからもこれまでと同じようにしつけていたのですが、
どうも様子がおかしい。
まさに私を見て見てかまって期。
私が厳しく叱れば叱るほど問題行動をおこすムスメ。
私もつい「一人っ子だから甘やかして育ててんでしょ」と思われたくないあまり、
余計厳しく叱ってしまう。
じゃあ、どうしたら良いのか。
結論は「諦めが肝心=反抗期が過ぎるのをただただ待つ」と
「厳しすぎないで少しは甘えさせる」ということかなと。
解決策になるかは分かりませんが、
一応私なりにこうしていったら良いかなと思うことを挙げてみます。
- 私も少し肩の力を抜いて、人の迷惑にならないことや娘自身が危ない目にあわないことを除いて、あまり気にしないようにしよう。
- ふざけてるのは、ユーモアセンスを磨いてるんだと思って一緒に笑ってあげよう。
- あまりにも腹がたったら、一旦部屋を離れてクールダウンしよう。
娘が「ママ~ママ~」と甘えてくるのは、
あと何回あるでしょうか。
小学生に上がったら、どんどん手を離れていき、
あっという間に大人になってしまいますものね。
子育てって頭ではこうしなくちゃと思っても
そんなキレイごとのようにうまくいくわけじゃないし、
もう押さえつけようとか思わないで、
この甘えてくる時期があと残り何回あるかカウントダウンでもするように
大切にしていこうと思いました。