ピアノ教室で現在、オルガンピアノの本1を使用しておりますが、
新たに副教材として、リズム感を養うための教本を頂きました。
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バーナムピアノテクニックのミニブックというもので、
バーナムのテクニック本自体は全部で7冊あるようですが、
その中でもミニブックは幼児や初心者向けに作られた導入書のようです。
楽譜 バーナム・ピアノ・テクニック ミニブック
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バーナムとはどのような教材なのか
ピアノを習い始めたその日からすぐに練習できる教材です。
7シリーズにわかれており、
レベルに合わせて教材を選ぶことができます。
シンプルな構成なので、
短い小節の中に少ない音域で指の練習が身に付きます。
また、センテンスが短く覚えやすいと思います。
1曲あたり4~8小節程度なので飽きずに取り組めますね。
単純なイラストと曲名。
全ての曲に曲名と棒人間の挿絵がついており、
「ポーチの上からとびおりよう」とか
「ぐるぐる巻きのブランコ」などというようなタイトルなので、
日常の動きからイメージしやすくなっています。
テクニックだけではなく表現力も身につく。
単に読譜力やリズム感を鍛えるというだけではなく、
どんな音でどのようなタッチで弾くのかといった
演奏上とても大切な表現力を身につけることができます。
これがこの教本の最大の特徴かと思います。
一見シンプルに見える教材ですが、
段階を追ってテクニックを身に付けるにはとても良く考えられた
内容の濃いテキストのようです。
将来的に、この曲をこんな風に弾きたいという気持ちを叶えるために、
今から基本的なテクニックを学習していけると良いなと思います。