最近では小学校受験のバイブルともなっている
「きせつの図鑑」や「せいかつの図鑑」、「よのなかの図鑑」。
幼児教育に力を入れている親御さんにはそんなの常識だと言われてしまいそうですが。
季節ネタにうとく、以前から欲しいと思っていたので、
我が家でも購入してみました。
きせつの図鑑 はるなつあきふゆ楽しく遊ぶ学ぶ (小学館の子ども図鑑プレNEO) [ 長谷川康男 ]
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四季の植物や昆虫、採れる野菜や果物、行事に関する知識というものに関して、
子供に話していなかったり、自分たち自身も意外と詳しく知らなかったりするんですよね。
日常生活の中でゆとりをもって私たちの暮らしについて
話す機会をもちたいものです。
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実は先日、学習プリントの中に「かどまつ」の絵が出てきたのですが。。
現代においてお正月に門松を飾るということも
あまりなくなってきたのではないでしょうか。
娘どころか私たち親世代でもそんなに見る機会がなく、
飾る理由などを伝授できなくなっているものが多い気がします。
こんなときこそ、「きせつの図鑑」の出番です!
「門松は年の神を家に呼ぶためにお正月になると家の前に飾るんだって~。」
と読みながら話すと、
「でもどこのおうちにも飾ってるの見たことないよ。」
と言い返されてしまいました。。
現代っ子には生活の中で古くからの行事を体験するのはムズカシイな。。
娘がこの図鑑の中で最も興味を示していたのは、季節の星座の部分。
星座ひとつひとつのお話を夢中で知ろうとしていました。
このあとは植物図鑑で春のお花を模写。
春のタンポポやスミレの特徴をとらえながら一生懸命描いてました。
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大人になってから色々な図鑑を見ていると、
こうしたものが私たちの日常生活の基盤であり、生きていくための基礎知識なのだと
しみじみ思いました。
便利な生活をしていくうちに何も気にせず見落としていることも多いのかもしれませんね。
図鑑で見たことの学習で頭でっかちになるのではなく、
原体験を通して本当の生活力と豊かな知識を身につけていってもらいたいですね。