娘は、今年のピアノ発表会で「ソナチネ」と「バラード」を演奏させて頂きました。
ソナチネ作品36-3 第1楽章(クレメンティ)は
スズキメソードの初級卒業課題曲にもなっており、
今回の発表会で良い演奏ができれば、それを録音して本部へ提出し、
完了としたいと話しておりました。
しかし、4月の練習から何度も同じタッチミスを繰り返したり、
練習のたびに娘もいらだつことが増えたり、
先生に「娘には技術的にとても難しいのでもうスズキメソード自体やめることにしても良いのかなと考えております。」
と相談したこともありました。
しかし、苦しい練習を乗り越えて、
本番では緊張しつつも上手に奏でることができ、
これをもって初級は卒業ということになりました。
娘は失敗が続いても絶対ソナチネを完成させたいと言って、
最後までやり切りましたが、
やはり、いつでも先に根をあげるのは親のほうなんだと痛感したのでした。