書店へ行くと必ず教育関係のコーナーへ足を運ぶのですが、
そこには様々な方が書いた独自の理論や考えに基づく育児書がたくさんあります。
1年ほど前に出逢った「ザ・ギフティッド」という書籍は
働くママでもここまで子供の教育に力を入れることができるんだという励みになりました。
この本の著者である大川翔君は、天才少年と言われていますが、
ご両親も愛情を持って0歳の頃から色んな働きかけをされて、
また本人自身もかなりの努力をしてきたからこそ、
複数の要素が重なって才能を開花されたのだろうと思います。
ザ・ギフティッド 14歳でカナダのトップ大学に合格した天才児の勉強法 [ 大川翔 ]
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著者:大川 翔
カナダ屈指の名門大学5校が奨学金を上乗せして争奪戦を展開した天才少年。
両親の仕事の関係で5歳の時にカナダに転居し、9歳でカナダ政府から
「ギフティッド=天才児登録」され、中学3年間を飛び級。
14歳で高校を卒業し、カナダのトップ大学5校(理系)に合格した。
各大学が争奪戦を繰り広げる天才少年はいかにして育まれたのか。
天才少年の翔君が、これまでにどのような学習をしてきたのかが
回顧録のように本人の言葉で分かりやすく書いてあり、
具体的な学習内容や教材・テキスト、習い事のことまで事細かに記述されています。
翔君が幼少期~中学までに行ってきたこと
- 絵本読み聞かせ・紙芝居
- 0歳から保育園
- 手先を使う遊び
- 2歳半からすくすくどんどん
- 3歳からピアノと公文式としちだプリント
- ディズニー英語システム
- 英語は1日30分DVDを見せる
- 公園、図書館、博物館、水族館へのお出かけ
- 足し算引き算できたら九九の歌で暗記
- ひらがな・カタカナ・漢字カード
- 5歳から空手
- 漢詩・論語や百人一首の素読
- ORTの多読
- ボランティア活動
- エッセイ書き
- 国語教科書を購入して学習
- 小1から日能研「知の翼」(1学年上のもの)
- Z会受験コース(1学年上のもの)
- トリンカゲーム
- アルゴの通信教育
- タングラム
- 花札・将棋・チェス・麻雀
- 虫や魚を捕獲して観察
- 野菜の栽培
- 天体観察
- 宮本算数教室
- 「科学と学習」実験キット
- スピーチコンテスト・数学コンテスト・サイエンスフェア
こうやって見ると、共働きの割にはだいぶ満遍なく色んな事をさせていて
すごいですよね。
これら全てをこなすのは結構無理がありそうですが、
一部であれば、自分の家庭でも取り入れられそうな気がします。
彼のご両親は忙しい中でも子供のことをしっかりと考え、
立派に教育されてきたんだなぁとただただ感心しますね。。
我が家も子供に一方的に勉強をやらせるのではなく、
親子で楽しみながら多くを学んでいけるよう
参考にさせて頂きたいと思います。