最近の学校教育では、競争を避ける傾向が強まっています。
たとえば運動会の徒競走では順位をつけず、全員が横並びでゴールするような形にするなど、
「競争=悪いもの」とする風潮が広がっています。
しかし本来、人は競争意識があるからこそ頑張れたり、努力できたりすることもあるのではないでしょうか。
実際、サピックスに通う娘の姿を見ていると、
競争がある環境だからこそ、やる気が引き出されるのだと感じます。
授業内の小テストの点数で席順が決まり、一部ではクラスの昇降もあることも。
その緊張感が、娘にとっては大きな刺激になっているようです。
「落ちたくない」「次はもっと上を目指したい」という気持ちがあるからこそ、
授業のまえになると自らテキストを開いて復習し、学習への意欲が高まっているのかな、と。
もちろん、過度な競争が子どもにとってプレッシャーになりすぎることは避けるべきだとは思いますが、
適度な競争は「もっと頑張ろう」という気持ちを引き出す大きな原動力になるはずです。
全員が同じゴールを目指すのではなく、それぞれが自分の目標を持ち、
努力することの大切さを学べる環境も必要ではないでしょうか。
学校と塾、それぞれの教育には良い点がありますが、わが子の姿を見ていると、
「競争を通じて努力することの大切さを学ぶ機会」もまた、
成長には欠かせないものだと実感します。
子どもが本来持っている「頑張りたい」という気持ちを育てるために、
競争をうまく活かした教育システムがもっと増えてもいいのかもと感じるのでした。